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 天王寺MIOに来年のカレンダーを買いに行ったら月に一度くらいにしかない定休日で、軽くへこんだTOBITOのゴウです。トビトの定休日に間違って来ちゃったお客様も、たぶんこんな気分なんでしょうね。

 今月末の定休日(11月30日(土))はトビト主催の忘年会です。いつも通りモヌメントで20時から行います。皆様お誘いあわせの上、ご参加いただけたら嬉しいです!昼はフットサルとかボードゲームカフェとか考えてましたが、マットの補修が入りそうです。残念。。。

 さて、皆さんは週間少年ジャンプで連載中の『ハイキュー‼』というバレー漫画をご存じでしょうか?とても良い漫画なので、読んでない方にはお勧めです。キャラが立ってて、ストーリーの起伏があって、迫力もあって、絵に個性もあって、バランスよく良い!ツッキーがフォーカスされる回は大体震えます。

<以下、若干『ハイキュー‼』のネタバレ有り>

 今週のお話の中で、ざっくり言えば「練習とか結果が出ないとしんどいけど、出来ないことが出来るようになってく瞬間はたまらない」的な流れがありまして、もちろんそこから試合に勝つ!ってなるのですが、今回は特に『成長する楽しさ』ってことにフォーカスされてました。

 クライミングもそこがめちゃくちゃ大事やなぁ、と思ったわけです。つい『勝ち負け』『強さ弱さ』『グレードの優劣』に目が行っちゃいますが、それはそれとして出来なかった課題やムーヴが『出来た‼』ってなる瞬間は、その為に努力してきたんだって思うに十分な満足感があるじゃないですか。

 ボルダリングやスポートクライミングには明確にゴール(終了点)があるので、『これを登るようになりたい!』って気持ちを完結しやすい、自分の成長が分かりやすいアクティビティです。全然できなかったことがムーヴの閃きで解けたり、みんなとセッションしたら道が開けたり、何十回も微調整を重ねた末につながるであったり、色んな『あ、出来た!出来るようになった‼』があります。これについてグレードや年齢や男女の違いは、さほど重要ではないと思います。

 スポーツとして勝ち負けを競うのは一つの醍醐味ですし、こいつに負けたくないって気持ちはモチベーションになります。グレード更新はクライミングライフの大イベントです。でもそこに囚われすぎると、あいつより先に登らなきゃとか、『面白い課題』よりいわゆる『お買い得な課題』ばっかり登ったりってなりそうで、もったいないように思うんです。だれだれより先に何段登ったよって話より、3年前から打ち込んだあの課題やっと登れたよ!って話の方が、クライミングを楽しめてる気がして僕は好きです。もちろん、勝ち負けが好きな人もいてそれが悪いわけでないですが、そういう気持ちはコンペなどで発散して頂ければと思います。

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 しかし『ハイキュー‼』、ここからどうなるか全然読めなくて楽しみです。が、きっと期待以上の展開になってくんだろうなぁ。。。楽しみです!

 そんなわけで、『出来ない』が『出来た‼』になる瞬間を夢見て、今日も打ちのめされましょう!